在職中は社会保険や住民税の手続きは勤務先がしてくれますが、退職後は自分で手続し保険料を負担しなければなりません。また、住民税はその年の所得に対してかかる分を翌年に納めるので、退職した翌年に収入がなくても納めます。これらの資金を確保しておく必要があります。
住民税は、所得に基づいて、翌年6月に税額が決定し、納税します。 例えば会社員の場合、今年の所得に対してかかる住民税は来年6月から再来年の5月にわたって、12分割分された金額が給与から天引されて納めているのです。 退職する場合は、住民税残額を次のいずれかの方法で納めなければなりません。 1.最後に受け取る給与や退職金から一括天引き 2.転職後の勤務先に申し出て転職後の勤務先でその住民税の残額を給与天引き 3.自分身で金融機関等を通じて納めることになります。
国民全員が公的医療保険・公的介護保険と公的年金に加入します。「国民皆保険」「国民皆年金」といわれるこの制度によって、病気やけがをしたときは加入している医療保険から給付を受け、年をとったり障害が残ったり死亡したときには公的年金の給付を受けることができます。 退職後の健康保険は、種類、条件ともにさまざまです。退職後の健康保険表を参考にしてください。
働きたいのに職がない、という人は、条件を満たせば雇用保険から生活保障の給付(いわゆる失業手当)をもらえます。 −条件− ・働きたいという意思がある ・今すぐにでも働ける状態にあるが、職がない ・ 退職までの1年間で雇用保険の加入期間が6ヶ月以上あること
働く人への給付
再就職先の給与が60歳到達時の75%未満で、失業給付の支給算日数が100日以上の人。
働かない(働けない)人への給付
〜65歳の人
65歳〜の人
基本手当ての50日分を一括支給。 年金も支給
老後資金はいくらあれば安心か
必要な老後資金は「最低3,000万円」などと、さまざまな噂や調査結果を目にして不安になる人も多い。しかし、個人個人の生活レベルや居住形態などによって一概にいくら必要とは言えないので、噂話に振り回されず、冷静に自身の生活を見直してみましょう。 まずは支出を把握します。しかしこの支出の合計がそのまま必要資金というわけではありません。退職金の手取り額や保険の満期金など収入もしっかりと計算に入れ、もし足りなければ、支出の減らし方を検討してみましょう。
積極的な運用が必要か
昨今の投資ブームにあおられて積極的な運用をしなければ行けないと思い込んでいる人が大勢いらっしゃいます。しかし、老後資金の運用はあくまでも、「余裕資金」の範囲内でなければなりません。若い頃なら損失を取り戻すために一生懸命働けばいいという考え方もできますが、老後資金はそうはいきません。自身に必要な運用率を把握して、リスクコントロールすることをお勧めします。
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